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一般住宅で設置される配線ダクトの種類と特徴

配線ダクトというと、会社や学校・公共施設等で使用されている電気設備というイメージがあります。

これは複数のOA機器に備わっている電気ケーブルを一か所にまとめることができ、室内でケーブル類が散乱するのを防止することが可能です。昨今では生活必需品に分類される家電が家庭にも数多く備わっていることから、一般住宅にも配線ダクトを設けるところが増加しています。一般住居で設置される配線ダクトは、「隠ぺい工法式」と「外付け工法式」の2種類に分けられます。

この2つは施工方法が大きく異なりますが、複数の電気ケーブルを収納するという同じ目的を持つ設備です。「隠ぺい工法式」というものは壁や天井の裏側に取り付けるダクトのことを言います。新築住宅にあらかじめ備わっている場合が多く、外側からはダクトが一切見えない状態なのが特徴です。電源供給がおこなえるものもあり、一般住宅だけでなく事業所等でも用いられているものです。

「外付け工法式」というものはモールという化粧カバーを壁や床に取り付ける配線ダクトのことを指します。この場合、ダクトが室内に取り付けられていることを目視できますが、白・黒・茶色の床や壁の色と同じ化粧カバーを採用するのでさほど目立つという心配はありません。「隠ぺい工法式」と「外付け工法式」は配線ダクトの設置の仕方が異なるので、ダクトを設ける時はどちらの工法が住宅環境に見合っているのかを吟味しましょう。自身で判断をしかねる場合は、電気工事専門会社に助言をもらうのも良いです。

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