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配線ダクトを好みに合わせて綺麗に塗装をする方法

市販品の配線ダクトは、ケーブル用でも照明器具用でもカラーは限定されていることが多く、白やグレー系の他、ブラウンやブラック系などのダークカラーも販売されています。設置場所によっては室内のインテリアに合うように塗装をすることを希望される方もいますが、綺麗な作業をするにはそれなりのテクニックは必要です。素材が樹脂でも金属でも、下地調整を行うことは最も基本です。特にツルツルと光沢があり滑らかな表面加工が施されている配線ダクトの場合、塗装をしても短期間で剥がれてしまう可能性があります。

下地調整は600番程度のサンドペーパー、若しくは耐水ペーパーを使って本体表面に傷を付けるように磨きを掛けると安定します。この作業が面倒という方は、下地調整不要の専用スプレーが販売されているので、こちらを使えば簡単です。配線ダクトへ塗装をするには、養生作業は絶対に必要な作業工程です。ケーブル用の場合はあまり気にする必要性はありませんが、照明器具用の場合は電線となるレールや端子部分に塗装が付着しないように、マスキングテープで隠す作業を行います。

また、本体裏側など設置後に見えなくなる部分も養生すると万全です。選ぶ塗料はやはり手塗りの方法ではなく、スプレー缶を用いる方法が最も綺麗に塗ることができます。ホームセンターやネット通販から好みのカラーのスプレー缶を見つけて購入し、下塗りラッカーを施してから3回程度に分けて塗ると、ムラのない綺麗な仕上がりに施せます。通常、ラッカースプレーは艶ありとして販売されているものですが、つや消し剤や半つや用のスプレーもあるので、仕上げに使い分けると理想的な見栄えに施せます。

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