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結束バンドに使われるナイロン66とは

結束バンドとは主に複数のケーブルを束ねたり整えるための配線材料で、プラスチックでできたものです。

一体成形で作られるものでバンドには溝が刻まれており、そこに引っ掛けることで後戻りできなくし結束するというものです。基本的には一度結束すると外すことはできませんから、バンドを外す際には切断する必要があります。一方で再結束できるように工夫したものもありますし、パネルなどに固定する機能をもたせたものなどもあるなど、その種類は豊富です。耐久性については、使われるプラスチックの素材によって変わってくるもので、結束バンドでよく使われている優れた素材としてはナイロン66と呼ばれるものがあります。ナイロンといえば、紐や袋などに使われているものですが、その内容はポリアミド合成樹脂の種類を指すものです。

ナイロンにはいくつかの種類があり、合成繊維にも使われてきたものですが、合成樹脂として結束バンドの原材料にも使われているものです。ナイロン66は、いくつかある種類の一つですが、特に汎用性の高い素材であるため様々な場面で使われています。ナイロン66の特徴としては、温度範囲が-40°から85°までの範囲で地球上のあらゆる場所で優れた耐久力を発揮しますし、強度があり摩擦にも強く柔軟性があるため結束バンドの材料としては最適のものです。現在売られている多くの結束バンドはナイロン66出てきており、簡単に手に入れることができます。
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