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lanケーブルの表示にある「BASE-T」とは

lanケーブルにはいくつかのカテゴリ(規格)があり、それぞれ通信速度が違います。

カテゴリはCATと略されるので、lanケーブルのパッケージには「CAT6」のように表示されるのですが、それと併せて「1000BASE-T」というような表示を見かけることがあります。BASE-Tとはlan通信の接続規格のことで、これに従う事で別の種類の機器でも通信が可能となるわけです。

この規格にも様々な種類がありますが、家庭内や一般企業内では「1000BASE-T」という規格が主に使用されています。1000は1000Mbps=1Gbpsのことで、最大で1Gbpsの通信速度を出せる規格であることを表します。そのため、この規格は「ギガビット」という愛称で呼ばれることもあります。lanケーブルを選ぶ際には、なるべく接続する機器の規格に合ったものを選ぶことがポイントです。lan通信の速度は全体で最も遅い製品のものに合わせられてしまうためで、例えばルーターやパソコンが全て1000BASE-T対応であっても、lanケーブルにCAT5(最大通信速度100Mbps)のものを使ってしまうと、全体の通信速度も最大100Mbpsになってしまいます。この場合は、lanケーブルも1000BASE-T対応のCAT5eかCAT6を使うのが最適です。なお、機器がどの規格に対応しているかは、それぞれのマニュアルやカタログ、メーカーのホームページなどで確認することができます。

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