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配線ダクトの概要と吊り下げタイプの特徴

配線ダクトと一言にいっても、多種多様な製品が各社メーカーから販売されています。もっともメジャーなものが外付け工法による設置が可能な配線ダクトで、「モール」という化粧カバーを使用します。この場合、15mm~40mmまでの幅が異なったカバーを自身で選ぶことができるので、内部に収納する電源コードの本数に応じた製品を設置できます。学校や官公庁であれば、隠ぺい工法によるダクト工事がなされ、壁や床下に備えて一切外側からダクトと電源コードを見えないようにすることが可能です。

昨今では吊り下げタイプの配線ダクトも登場し、簡易的なのに機能性に長けているということで注目を集めています。この吊り下げタイプの特徴として挙げられるのは、天井に設置されているレーンに沿って配線ダクトを自由に動かせるという点です。電化製品の中には所定の場所に設置しておくものだけでなく、常に移動して使用するものも多々あります。その場合はダクト内に電源コードを収納すると機能性に欠けてしましますが、この問題を解決しているのが吊り下げタイプの製品です。

このダクトの場合、大半の製品に電源供給機能も備わっているのでなお一層機能性に長けているともいえます。吊り下げタイプの配線ダクトを設けている場所は主に、医療機関・美術館です・医療機関だと使用する医療機器を移動させながら治療をなされ、美術館でも展示物の位置に合わせてライト等を移動させられるので理に適った製品です。

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