イーサネットに用いられるlanケーブルについて

イーサーネットは、ネットワークとコンピューターを繋ぐ時に用いられるモデムのネットワークインターフェース層をつなぐ有線の規格です。

イーサネットに用いられるlanケーブルの構造は、一番普及しているタイプは2本の銅線を撚り合わせてつくられたツイストケーブルです。それ以外にも4本の銅線を2対4芯で撚りあわせたものや、その倍の8本を4対8芯で撚りあわせて作られた規格もあります。また銅よりも電気が流れやすい銀を用いた物もあり、銀製のものはかなり効果です。

イーサネットに用いられるlanケーブルは、材質や線の本数以外にも、外部からの電磁ノイズや内部からの信号の漏れを減らすために様々な加工がなされた製品があります。外部と内部のノイズを抑えて正確な情報を伝えるために、金属製のシールドで全体を覆った物や、電磁波などを通しにくい樹脂製の膜で覆ったものなど様々な製品があります。イーサネットに用いられるlanケーブルを選ぶ時に重要になるのは、どれだけの情報量を決まった時間内で送れるかを表す伝送速度です。

用途に応じて伝送速度を選ぶ必要があり、速い製品ほど高額の傾向があります。同軸ケーブルや2本銅線を撚りあわせてつくられたツイストケーブルは遅く、情報量が少ない用途に用いられます。そして4本で撚りあわせてつくられたlanケーブルは、2本の物に比べて伝送速度が速く、さらに8本を撚りあわせてつくられた物や銅ではなく銀の線で出来た物の方が速いです。